みなさんは、
たった1人で残業をしている時と、
他にも残業をしている仲間がいる時とでは、
心持ちが違うな、と感じたことはありませんか?

「ビック・ポテンシャル 潜在能力を最高に引き出す法」 
(ショーン・エイカー著)には、

ストレスがかかった状態でも
そこに他者の存在があると
乗り越えられそうに思えるということを
多くの研究結果から示してくれています。

一部を紹介すると

山を下から眺めてどのくらい険しいかを
人々に推測してもらう実験を行ったところ、
周りに支えてくれる仲間がいるだけで、
山の険しさの認識が変わったという実験結果が示されています。

周りに友達が立っている時には、
1人の時と比べて
山の傾斜を10~20%も緩やかに見積もるのだそうです。
(※ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・ソーシャルサイコロジー(実験社会心理学)誌に掲載)

これは、何かを達成しようとする時
そこに誰かがいるだけで
課題に対する認識が変わるという
ことを示してくれています。

仕事のストレスがかかると
つい1人で抱えがちになったり、
仲間から離れて仕事を終わらせようと
してしまうことってありませんか?

私たちは、子どもの頃から、
課題をこなすのに誰かの力を借りたら
「ズルをした!」と言われたり、
1人でコツコツ勉強することを求められてきました。

1人で頑張るように教えられ
そういう環境に身を置いてきたのですから、
無理もありません。

しかし、世の中には
他者のサポートが必要なこと、
1人でやろうとしてはいけないことが
数多くあります。

本書は、つながりの力により
・個人の力を引き出すことができること
・他者によって強められる力があるということ
を教えてくれています。

「人間関係」は、レジリエンスを支える力。

JREAでは、
「誰かを助け、誰かに助けられるつながりの力」
と表現しています。

実は、このレジリエンスを支える力「人間関係」は、
高めていくことができます。

高め方を学びたい方へお勧めの講座は、下記の2つです。


https://jrea.site/kouza_kiso/


https://jrea.site/resilience_nyumon/

(代表理事:山本千香子)