レジリエントクラスを作り上げた担任の先生
代表理事の山本千香子です。
私は、小学校や中学校で、児童、生徒向けにも
レジリエンス授業を実施しています。
以前お伺いした小学校で、
レジリエントなクラスをつくった担任の先生に出会ったので
ご紹介しようと思います。
今回ご紹介する内容は、
レジリエントなチームを作りたいリーダーにも参考になると思います。
ぜひ最後までお読みください。
ヒントは「朝の会」に!
ある小学校から5年生向けのレジリエンス授業を依頼されました。
学年全体ではなく1クラスずつ、
子どもたちのいつも過ごしている教室で
レジリエンス授業を行いたいという先生方のご要望でした。
1時間目は〇組、2時間目は〇組・・・のように
各クラスを回って授業を行うことになりました。
授業の当日、1時間目の授業を行うクラスの廊下で、
朝の会が終わるのを待っていると、
担任の先生が、子どもたちに
「なぜレジリエンス授業をやるのか?」
「なぜ今、このクラスに必要なのか?」
と、ご自分の言葉で伝えていらっしゃいました。
それを聞いていて私は、とてもうれしかったのですが・・・
その日1日、全てのクラスの授業を終わって、
いかにそのクラス(1時間目のクラス)が
レジリエントなクラスだったか、ということを思い知らされたのです。
何が圧倒的な差を生み出したのか?
そのレジリエントクラスが、他のクラスと比べて圧倒的に違う点がありました。
・授業者が外部講師(私)なのに、子どもたちのレジリエンス授業への吸収力が格段に違う。
・お互いに協力して、グループワークを進めようという意識が染みついている。
・困っている子がいると、誰かが必ず助ける。
そんな、レジリエントキッズが多い、レジリエントクラスだったのです!
授業を行ったのは、2月中旬。
3学期にもなると、クラスの「色」がはっきりし、差が出てきます。
なぜそんな差が生まれたのか?
実は、担任の先生のクラスづくりに大きな違いがありました。
1時間目に伺ったレジリエントクラスの先生は、
一体どうやってこのクラスを作り上げたのでしょうか?
担任の先生にもお伺いしてわかったのですが、
そのヒントは、朝の会の先生の言葉にありました。
クラスに圧倒的な違いを生んだ先生の言葉は、どのようなものなのか?
これをお読みの皆さんも、ぜひ一度考えてみてください。
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