小中学生時代に磨きたい3つの心の力とは?
2024年4月10日
最終更新日時 :
2024年12月7日
JREA


山本 千香子 さん
一般社団法人日本レジリエンスエデュケーション協会 代表理事
研修の概要を教えてください
小学6年生120名を対象とした授業。公立の小中一貫校にて中学入学前のレジリエンス授業のご依頼で実施しました。
レジリエンスをこの研修に取り入れたのは、どのような目的やねらいがありましたか
「小中一貫校というこもあり、中学校も同じ環境(校舎)で過ごすため、小学校から中学校に向けて、意識の切り替えの難しさがある。チャレンジする力や他者を気持ちを想像することが苦手な子が多いというのも課題。中学に入る前に、レジリエンスを学び挑戦する子を育てたい」というニーズに応えてプログラムしました。
授業中の児童の様子はいかがでしたか
冒頭に「小学生時代にやり残したことはありますか?」の質問に、1/3くらいの児童が手を挙げ、担任の先生も驚いていらっしゃいました。今回の授業は、卒業式まであと8日という時期での実施になりましたが、ほとんどの児童が、あと8日で小学校時代にやりたいことを書き出していました。
授業の感想を聞いてみると、普段の「ありがとう」とは違う、感謝の「ありがとう」の伝え方が印象に残った様子でした。
トレーナーとしてこの授業を行った感想をお聞かせください
レジリエンスという言葉を使わずに、チャレンジし、立ち直り、そこから学ぶことの重要性を伝えられたのは成果だったのではないでしょうか。最後の「感謝の伝え方」は、担任の先生からも感謝され、普段関わっている先生からは伝えられないことを、外部の講師が伝えることも価値があると感じました。
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