チャレンジ苦手さんのレジリエンスを育てる3つのスイッチ
玉森 清夏 さん
一般社団法人日本レジリエンスエデュケーション協会理事
研修の概要を教えてください
2024年11月1日開催 子育て中の保護者21名を対象とした講演です。90分の講演です。レジリエンスをほとんど知らない保護者向けに「なぜ子どものレジリエンスを育てる必要があるのか」「レジリエンスとは何か」を組み込みました。
レジリエンスをこの研修に取り入れたのは、どのような目的やねらいがありましたか
私自身も子育て中ですが、レジリエンスを知り学んだことで子育てが「大変」から「楽しい」に変わったと実感しています。
自身の周りにいる子育て中のお母さん達にもぜひレジリエンスを知ってほしい、楽しく子育てしてほしいと思っています。その想いに主催者の方が共感してくださり、「レジリエンスを知らない方にも分かりやすく」をポイントにして伝えました。
研修中の参加者のご様子はいかがでしたか
参加の動機は、レジリエンスの概念を知りたい、子どもの挑戦心を育てたい、育児に役立つ知識を得たかったというお声が多かったです。
親の意識と声掛けの重要性や、失敗できる環境作りの大切さ、そして親自身が意識を変えることでレジリエンス向上につながるという点に興味を持つ保護者が多かったです。
受講後の感想で、保護者自身が「チャレンジします!」と気持ちの変化があった方が多かったのが印象的でした。また実際に子どもへの声掛けを意識したら、いつもはやってくれないことも、すぐにやってくれてびっくりしたと感想もいただきました。
トレーナーとしてこの研修を行った感想をお聞かせください
「チャレンジ苦手さんのレジリエンスを育てる3つのスイッチ」は、今子育てで悩んでいる保護者の方にぜひ受講してほしい内容です。
実際に実施してみて、お子さんのことだけではなく、自分の振り返りになったことで自分のレジリエンスを高めるきっかけになった方、子どもとの関わり方が変わった、と感想をいただきました。
講演前は緊張した面持ちの方ばかりでしたが、講演後は表情が明るくなった方も多かったです。今後もより多くの保護者の方に知ってもらいたいと思います。
- 対象
- 教育関連