研修終了後に参加者の方が
「時間があっという間だった」
「もっと話を聴きたかった」
「3日間ぐらいやってほしかった」
口々におっしゃっていたのが印象的でした。
2024年7月31日、沼津市の養護教諭の方々を対象に
「学校におけるレジリエンス教育の具体策」
をテーマにした研修をご依頼いただきました。
講師は、当協会の代表理事 山本千香子。
研修最初から明るい笑顔とソフトな話し方、
そして、自身のスクールカウンセラーをしていた
経験談を交えながら参加者をひきつけていました。
内容は
・レジリエンスとは何か
・保健室での子どもたちひとりひとりに対するレジリエンスを高める関わり方
・授業など集団指導でのレジリエンス教育の具体的方法
などをわかりやすい説明と体験を交えながら進めます。
「子どもって〇〇しますよね」というあるある事例を多く交えたり、
「〇〇の場合は△△するといいですよ」という具体的な方法を伝えたり、
実際の現場でイメージができるところが響いていたようでした。
「子どもは極端な考え方をする、良いかダメかしかないと思っている。
養護教諭の関わりによっていろんな選択肢があることがわかったら楽になる。」
「キモイ、うざいしか感情表現できない子に
自分の気持ちを言葉にすることの大切さを伝えてほしい。」
などなど、現場で役に立つ考え方やスキル満載。
参加された養護教諭の方々のメモの量や、ディスカッションでの発言も活発で、
興味・関心が非常に高く、
「小中学校の時代にレジリエンスを高めるのが重要!」
と感じていらっしゃるのがヒシヒシと伝わってきました。
「読み、書き、そろばん、レジリエンス」
と当たり前のように学校教育に入っている世界を作りたい。
そのために私たちJREAも力を尽くしていこうと
改めて心に決めた2時間半でした。
(JREA理事 近藤ひろえ)
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