皆様、明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年に寄せて、
2021年のレジリエンスと
2022年のレジリエンスについて
考えてみたいと思います。
●2021年はレジリエンスがさらに注目された年でした
国際幸福デー(2021年3月20日)に発表された
『2021年世界幸福度報告書』では、
新型コロナウイルスの流行と幸福との関わりが主要テーマ。
その中で、2020年の幸福度の世界ランキング
(「人生に全般的にどの程度満足しているか」という質問への回答のランキング)は、
1位がフィンランド(2017年から2019年までのスコアでは1位)、
2位がアイスランド(同スコアで4位)、
3位がデンマーク(同スコアで2位)という結果でした。
この結果をみると、新型コロナウイルスの影響下の2020年と、
コロナ前の2017年から2019年の結果を比べても、
ランキングトップの国々に大きな変化がないことがわかります。
報告書では、「人々の全般的な人生の評価には、
驚くべきレジリエンスが存在している」と分析していました。
コロナ禍が続き、明るくない社会情勢のもと
それぞれ、個人が抱える葛藤や苦しみがあり、
「強くありたい」「大変なことがあっても生き抜く力がほしい」
人々の心の中にある切なる願いがあったように思います。
このようなことからも、レジリエンスにさらに注目が集まった年だったと思います。
JREAは、2021年3月31日に設立しましたが、
1年もたたずして、300名以上の方にセミナーにお越し頂きました。
レジリエンスという言葉について知りたいと求める人だけでなく、
レジリエンスという概念に対し、強い期待とパッションを
お持ちの方が多いように感じました。
●2022年のレジリエンスは?
2022年のレジリエンスキーワードは
・「立ち直る」だけでなく「チャレンジできる」へ
・「これからを生きるすべての人に必要な心の力」から、「幸せに生きるために必要な力」へ
・「個人」のレジリエンスから「チーム」のレジリエンスへ
と変化していくと予測しています。
「レジリエンス」の概念自体が持つ多面性や多様性が
さらに広がっていく、そんな兆しを感じています。
2022年のJREAも
そんな「レジリエンス」の流れやニーズを見つめながら
社会をもっとよりよく生きる人を増やせるように
自分の人生を面白くできる人を増やせるように
レジリエンスを発揮しながらチャレンジを続けていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。